看護師のボーナスについては、厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、看護師の平均ボーナス額（夏と冬を合わせた年間のボーナス）は86万2100円です。
ボーナスは基本給の1.4～1.5カ月分（年間では計2.8～3カ月分）の支給が平均的と言えます。ただし、手取り額は所得税や社会保険料が引かれた金額で、支給額のおよそ8割程度が一般的です。したがって、手取り額は約68万円程度と考えられます。
ボーナスは年に2回支給されることが一般的で、冬のボーナスの方が高めに支給される傾向があります。新人看護師の場合、入職直後の夏のボーナスはもらえないか、もらえても5万～10万円ほどが一般的な支給額です。ただし、冬のボーナスからは満額支給になることが多いでしょう。
都道府県別では、富山、岐阜、福井などがボーナス額が高い地域となっています。一方、九州・沖縄地方のボーナス額は低めの傾向があります。
看護師のボーナスは、基本給や勤務実績、地域などによって異なりますが、平均的には手取りで約68万円程度となっています。