救急看護師の仕事内容・役割
- 救命・救急処置:
- 心肺停止時の救急蘇生処置、止血・包帯法、採血、点滴などの医療的な処置を実施します。
- 患者さんの状態を素早く判断し、適切な対応が求められます。
- 医師が行う処置の補助:
- 重症度の高い患者さんへの処置は医師が行いますが、救急看護師はその補助を担当します。
- 医師の次のステップを読みながら動くことで、臨床推論の力を養います。
- 問診・トリアージなどの初期対応:
- 初期の問診やトリアージを担当することもあります。
- 情報収集力とアセスメント力が求められます。
- 患者さん・ご家族のケア:
- 突然の病気や怪我に対して、心理的なケアを提供します。
- コミュニケーション力が重要です。
救急看護師の年収・給料
- 救急外来で働く看護師の平均年収は、およそ410万円~550万円(常勤)です。准看護師の場合は1割ほど低くなる傾向があります。
- 夜勤のある救急外来は、給与水準が高めで、年50万~70万円ほどの夜勤手当が含まれます。
救急看護師のメリット・デメリット
メリット:
- 高収入であること。
- 緊迫した現場でスキルを発揮できること。
- 夜勤手当があること。
デメリット:
- 予定が立たない残業が多いこと。
- 突発的な対応が求められること。
救急看護師はこんな人におすすめ!
- 緊張感のある現場で働きたい人。
- スピーディーな判断力を持っている人。
- 患者さんの心理的なケアに興味がある人。
救急看護師は、緊急度の高い状況で的確な対応が求められる仕事ですが、そのやりがいと責任感は大きいものです。